初心者の🍒本の歩き方

f:id:ksmxxxxxx:20200902232713j:plain Photo by T. Q. on Unsplash

プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで (Software Design plusシリーズ) | 伊藤 淳一 |本 | 通販 | Amazon っていう本を読み、ふと「こういう技術の入門書ってどう読み進めていけば良いのかな」と気になった。

他の初学者の方に聞いて回ったりしたりして「初めての入門書の歩き方みたいな記事書いたら面白いかな」ってつぶやいたら、著者の伊藤さんに「それ、読んでみたい!」とおっしゃっていただいたので、自分としても備忘録にもなりそうだしと思ったので、まとめてみることにした。

目次

この記事の対象

  • これからプログラミングを勉強しようと思っている人
  • プログラミング独学中で本を読んでるけど、「この進め方でいいのか」って思い始めてる人
  • 著者である伊藤さんw(だが忖度はしない)

前提

読み始めた頃の自分のスキルスペック。

  • 仕事で雰囲気でRubyRailsをほんのちょっと触っていた
    • RailsのView編集、helperの編集、modelの編集
  • 黒い画面には耐性がある
    • 使ってるエディタはVim
    • rbenvとかnvmの操作とかは難なく出来る
    • Linuxコマンドもそこそこ。
  • C言語とかJavaとかは全然わからん

🍒本を一通り読んで見る

一通り読んでみた所感。

あんまりダラダラ文章で書いても、読むのがダルいだろうなって思ったので箇条書きにしてみる

  • 5章あたりまでは普通に読み進めてても理解が追いつくから、どんどこ読み進める
  • 6章の正規表現を超えたあたりから、次第に内容が複雑になってくるので、初学者やプログラミング未経験の人はちょっとビビるかも知れない…。
  • 特にクラスメソッドと特異メソッド、クラス変数と定数、::.どっちがどっち?みたいな感じになるけど、コードを書き進めるようになると「なるほど、こういうことか」ってなってくる。
  • 他に🍒本を読んだ人にも聞いて回ってみたけど、大体の人が「1回目は正直完全理解には程遠い状態だったけど、あとでコード書いてると詰まって読み返すことがある」と言っていたので、周回前提で読み進めたほうが良い(一回で理解するのは無理。でも、それが普通だから凹むな)
  • 各章や節で説明を跨いだり、前後したりという場面があるので、こういうのは電子版だと検索出来たりするからそっちのほうが読みやすかったり便利だったりするのかなぁ…なんて想像した(自分は紙の本で読んでたし、電子版は買ってないのでわからない)

自分が読んでいるときにやっていたこと

こういう技術書は今までも何冊も買って読んだりはしていたけど、ここまでちゃんと読もうっていうテンションで読むのは初めてだった。
メンターの方から「技術書読むポイントは通しで読んで、後で思い出せるように頭の中にインデックスを作りながら読む」みたいなアドバイスもあった。
自分も読むからにはある程度頭の中にインデックスを作っておきたいかなと思ったので、どうやったら脳内インデックス作れるようになるのかな……と自分なりに試行錯誤しながら読み進めた。

  • 流れとしては以下のような感じ
    • 章を最後まで通しで読み進める
      • ここで途中で実際にどう動くんだろう?って思ったところは手元でirb起動してちょっと試しに書いて動かしてみたりとかもしてた
    • 通しで呼んだあとで例題を手順通りに書いていってみる
    • 章を読み返しながらメモを取っていく
  • 「つまりこういうことです」みたいな部分にはマーカーを引いていた
  • 「現場だとこういうケースがあったりします」みたいなところもマーカーを引く
  • 章の要約・概要をメモしていた
    • 参加しているスクールで「学習した日は日報を書く」というルールがあるので、日報に書き込むという目的も合った
    • 自分で「あれについてってどのへんに書いてあったかなぁ」とか「これってどういうことなんだっけ」みたいなときに軽く振り返られるように、インデックスする目的もある(脳内インデックスは自分があまり信用していないので…)
  • 参加しているスクールは読み終えた後にプラクティスでコードを書いて提出する物があるので、それでまかなえるけど、独学の場合はお題を考えて小さめのプログラムをどんどこ書いていって、出来たら誰かにレビューしてもらうのが良さそう

やってみてどうだった?

正直、これで効果があったかはまだわからない。(なにせ読み終わったのが今日2020年9月2日現在なので)

でも、普通に読むよりは実質2回くらい反復して読んでいるので、頭にははいっているんじゃないかなと思う。

紙の本か電子版どちらが良いかについては、それぞれに良さがありそうなので甲乙つけがたい。

が、自分は本棚の容量が逼迫している問題があるんで、将来的に紙の本はさよならして、電子版を書い直す予感がする。

もし、他に「こんな方法があっておすすめ!」っていうのがあったらTwitterとかで教えてくれたら嬉しいかも。